災害の定義とは(BCPブログ#01)

「災害」の定義とは…

みなさんは「災害」と聞いてイメージするものは何でしょうか?
「地震」「台風」「豪雨」「火災」…もしかすると、様々な自然現象が発生している「状況」をイメージしているかもしれません。しかし、災害対策基本法では「災害」を「暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火その他の異常な自然現象又は大規模な火事若しくは爆発その他これらに類する原因により生ずる被害をいう」とされています。これらのことから「災害」とは、実際に発生した「被害」のことを表します。

災害は、自然現象や人為的な事故や伝染病など様々な原因で発生します。例えば自然現象からは、建物や設備などの倒壊・浸水・消失、道路や電気・ガスなどのインフラの遮断などが考えられますし、人為的な事故では、システム感染によるシステムダウン、ストライキによる業務停止、伝染病では、アウトブレイクによる業務停止なども「災害」として考えられます。

BCPで医療機関・介護施設の重要業務の事業継続を目指そう

BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)は、これら災害による被害を最小限に留め、被災下においても、本来の事業を必要最低限の水準以上で継続させるために必要な計画を策定・実行させるための取り組みです。顧客・取引先・従業員とその家族など、多くの人々があなたの事業がどのような状況下でも継続されることを必要としています。


この「BCP」カテゴリでは、これらの医療機関・介護施設におけるBCPの取り組みを実施・強化をするために役立つ考え方をお伝えし、効果的な「事業継続力強化計画」の構築ができるようにお伝えします。